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冬の市場「あるある」

おはようございます!

 

今週は悪天候が続く札幌です。

今日は悪天候が続く札幌市中央卸売市場の朝の様子をレポートします。

今朝はマイナス0.5度で天候も風雪がやや強い状態でした。

札幌に住んでいる方はわかると思いますが、水分の多い雪が固まった後の道路のわだちは運転するのが大変です。

下の写真も、上半分はわだち(15センチぐらい)となっていてリフトやモートラで走ると埋まったり、車両の底にわだちがつっかえて走れなくなったりします。

今朝も当社職員が運転するモートラ前輪がわだちにはまり手で押しても抜けれなくなり近くにいた数人でなんとか抜け出しました。冬の市場「あるある」です。

 

冬の市場「あるある」で言うとこちらもあります。

朝7時、既に「せり」は始まっていますが荷物はトラックの中に入ったままと言った状態です。

冬の北海道は、本州各地から当社が青果物を仕入れて販売しておりますが、北海道までの輸送手段は次の3パターンになります。

①運送会社のトラックがフェリーを使って輸送する

②JRコンテナで輸送する

③飛行機で千歳空港に到着した荷物を運送会社のトラックが輸送する。

たくさん荷物を運ぶことができるので、ほとんどの場合が①のパターンになります。

北海道が悪天候になると、フェリーの欠航や高速道路が吹雪の為通行止め、国道の渋滞などで到着が大幅に遅れることが良くあります。

販売担当者が「24時間到着遅れ」「48時間到着遅れ」「荷物がまだ下りない」「今、下ろしている最中です」など冬の朝はこんな話をよく聞きます。

 

今朝も「荷物がまだ下りない」「今、下ろしている最中です」と言った状態でした。

下の写真のようにたくさんの荷物を積んだトラックが一斉に荷物を下しています。

悪天候は続きますが、青果物流通を止めることなく日々の販売に努めてまいります。